街歩き・一宮市街

さて、先週久々に、繊維の町で有名な愛知県一宮をめぐって来ました。
繊維産業も国内では衰退・・・かつては活気があった街なんですが今は駅周辺以外、静かな雰囲気です。

尾張一宮駅（名鉄一宮駅）から東側、中心街へ
尾張の一ノ宮として鎮座する真清田神社の門前に伸びる「本町通り商店街」

すっきりした銀傘のアーケード、毎年７月の「七夕祭り」には装飾に彩られます。
この日は「モーニングサービス」のイベントが行われてましたね（撤収後でしたが・・・）

本町通りを東へ外れると・・・昭和テイスト？！の商店街が。わき道にはこじんまりした店がいくつもあるんですが、日曜なのでほとんど閉店です（笑）

「松降」交差点・・・本町通りの東のこの一角にあるのが「八百菊」という集合店舗。実はここは戦前からある建物で、２階窓の形が何ともレトロです。

「八百菊」とは地元の老舗青果店で、他にも旅館とかさまざまな経営をしてるそうです。
その向かいにある鯛焼き店（写真右の店）・・・「白鯛焼き」はここにもありました・・。

（下写真）真清田神社の東、この道路の右側がかつては、映画館でした。今はこの通り面影さえありませんが。
「松竹マスミ座」という映画館で、かつて数々あったうち最後まで残ったのがここ・・・それでも閉館から30年位経ってるようですね。

実はこの一宮は、自分が生まれ育った故郷でもあります・・・。
越してから17年、町の風景はすっかり変化しましたね～。例えば一宮駅も今は高架化され階下がモールになり百貨店が建ってるんですが、その昔は薄汚れた？暗い感じの「大衆駅」と呼ばれるビルで繊維メーカーの事務所があったりしましたね。

さて、映画館跡地のすぐ北が確か「森永」という名のスケートリンクがあったんですが・・・こちらも跡形が無い、と思ったら・・・

↑市の施設としてのスケート場になってましたね！

そこからすぐ西が、神社北側にあたる公園・・・幼少の頃はよく行ってたりもしたんですが。確か70年代初頭の幼児の頃「戦争を知らない子供たち」を弾き語ってる青年を見た記憶があります。時代が”反戦フォークブーム”の時期だったんでしょう。
ここにある相撲場・・・野外の土俵はこの辺では珍しいですね。

日も暮れ１時間ほどの散策でしたが・・・気がついたのは「日本一喫茶店が多い」町なのに街中には、意外とカフェが少ないことでしたか・・・。
懐かしさより、変化に面食らった？！・・・という感じでしたね。

タグ：松竹マスミ 一宮市 本町通り 真清田神社

コメント 3

これは、私の住んでいるところですね。
色んなとこを回られたのですね。
一宮もなかなかいいところでしょ？
本町商店街がもっと活気があって欲しいのですが・・・
by masa (2009-11-01 07:57) 

生まれた町、生まれ育った町が変貌するとちょっと悲しい感じがしますね！
私の生まれた町も育った町も、今ではすっかり変わってしまいました。(T_T)

by sara-papa (2009-11-01 10:57) 

＞masaさん・・・今回は本町から眞清田神社辺りを散策しましたね。昔住んでた頃よりは確かに日曜でも閑散としてますね。

＞sara-papaさん・・・やっぱり20年以上の歳月が経つと、街はすっかり変わってしまいますね～。
地方の田舎はどれだけ経っても、そんなに変わりませんが・・・。
by アキーロ (2009-11-02 00:45)