旧愛岐トンネル群を歩く・・・ [フォトギャラリー]
GW休みの初日、中央線の旧愛岐トンネル群の廃線跡(定光寺~古虎渓)が一般公開されるという事で、行ってまいりました。
場所はJR中央本線の定光寺駅から北方、多治見方向へ向かったところ・・・ちょうど路線が渓谷を走ってる区間で愛知~岐阜の県境をトンネルで越える辺りを、旧廃線跡に沿って散策します。
山あいの中にある定光寺駅で下車。ここが散策コースの始まりで、まずは受付で署名、参加料の100円を支払います。
ちなみに運営はNPO法人「愛岐トンネル群保存再生委員会」の方が中心となっていて、旧トンネル群の整備も長年にわたり行われています。
下道から廃線跡に上がり、最初のトンネル「玉野第三トンネル」へ
1900(明治33)年に造られた、見事な煉瓦積みのアーチ
今回の散策コースは約1.5kmの往復コース、廃線跡をそのまま東(多治見、長野方面)へ向けて進みます。
天気のいい日で実に汗ばむほどの陽気、庄内川に沿った緑の中をさわやかな風が吹く中多くの人々が(家族連れも多数)歩いてましたね・・・。
廃線されたのが1966(昭和41)年、電化と同時に新線の愛岐トンネルが開通したのを機に、役目を終えました。
それから44年、廃線跡には未だに線路の道床だったバラスト(砂利)が残っています。
砂利の上を歩いて、幾つかのトンネルをくぐって散策・・・そのトンネルの中は灯火も無く真っ暗、懐中電灯が必要なほど(忘れましたが(笑))足元に気をつけて進んでいきます。
トンネルの内壁は精巧なレンガ積み・・・近代の建築技術に感心させられます。(↓トンネル内の待避スペース)
当時の蒸気機関車が接触した跡・・・D51の大型機関車などはトンネルのサイズから(明治時代の機関車規格に沿ってる為)よく当ったそうです。
コースは廃線以降樹木が生長して、すっかり自然が回復・・・緑の中に完全に溶け込んでいます。
1.5kmのコースにトンネルは4箇所・・・いずれもしっかりした煉瓦積みが残っています。
旧線には他に10ほどのトンネルが存在、しかしほとんどは保存に向け整備中あるいは今後整備する予定だそうです。
掲示の写真は廃線前の様子・・・非電化の路線をSLや気動車が走り抜けていました。
今回の一般公開は期間限定(5/2まで)、次回は秋頃の予定で、また沢山の人が訪れそうです。
今後は財団の協力で徐々に整備、近代化産業遺産の一つとしてこれからも末永く残っていってほしいものですね・・・。
場所はJR中央本線の定光寺駅から北方、多治見方向へ向かったところ・・・ちょうど路線が渓谷を走ってる区間で愛知~岐阜の県境をトンネルで越える辺りを、旧廃線跡に沿って散策します。
山あいの中にある定光寺駅で下車。ここが散策コースの始まりで、まずは受付で署名、参加料の100円を支払います。
ちなみに運営はNPO法人「愛岐トンネル群保存再生委員会」の方が中心となっていて、旧トンネル群の整備も長年にわたり行われています。
下道から廃線跡に上がり、最初のトンネル「玉野第三トンネル」へ
1900(明治33)年に造られた、見事な煉瓦積みのアーチ
今回の散策コースは約1.5kmの往復コース、廃線跡をそのまま東(多治見、長野方面)へ向けて進みます。
天気のいい日で実に汗ばむほどの陽気、庄内川に沿った緑の中をさわやかな風が吹く中多くの人々が(家族連れも多数)歩いてましたね・・・。
廃線されたのが1966(昭和41)年、電化と同時に新線の愛岐トンネルが開通したのを機に、役目を終えました。
それから44年、廃線跡には未だに線路の道床だったバラスト(砂利)が残っています。
砂利の上を歩いて、幾つかのトンネルをくぐって散策・・・そのトンネルの中は灯火も無く真っ暗、懐中電灯が必要なほど(忘れましたが(笑))足元に気をつけて進んでいきます。
トンネルの内壁は精巧なレンガ積み・・・近代の建築技術に感心させられます。(↓トンネル内の待避スペース)
当時の蒸気機関車が接触した跡・・・D51の大型機関車などはトンネルのサイズから(明治時代の機関車規格に沿ってる為)よく当ったそうです。
コースは廃線以降樹木が生長して、すっかり自然が回復・・・緑の中に完全に溶け込んでいます。
1.5kmのコースにトンネルは4箇所・・・いずれもしっかりした煉瓦積みが残っています。
旧線には他に10ほどのトンネルが存在、しかしほとんどは保存に向け整備中あるいは今後整備する予定だそうです。
掲示の写真は廃線前の様子・・・非電化の路線をSLや気動車が走り抜けていました。
今回の一般公開は期間限定(5/2まで)、次回は秋頃の予定で、また沢山の人が訪れそうです。
今後は財団の協力で徐々に整備、近代化産業遺産の一つとしてこれからも末永く残っていってほしいものですね・・・。
鉄道や道路の交通遺産、いつまでも大事に保存していきたいですね。
by 水郷楽人 (2010-05-22 11:20)
>水郷楽人さん・・・時代の流れは延々と流れていって、こうした遺産も価値が上がってくるわけですね。
保存整備をされてる方々に敬意を感じます。
by アキーロ (2010-05-23 13:08)