SSブログ

日本大正村へ、一緒に行きましょう(1) [一緒に行きましょう・・・]

明知鉄道の終点・明智駅は、街中に資料館などが点在する「日本大正村」の下車駅でもあります。
明智町は2004年に平成の大合併で恵那市の一地区となりましたが、山間に囲まれた小さな町自体が、大正時代ゆかりの名所・史跡があるということで、30年ほど前から観光名所として整備されてきました。

今回から3回にわたって、この大正村での散策を写真と共につづっていきます。散策気分でぜひ、ご覧下さい・・・。
まず、明智駅・・・駅前整備事業で工事中、足元の悪いのが少々残念ですが・・・
DSCF3290.JPG

駅からものの5分ほどで、南北に走る大正村のメインロード・南北街道に出ます。コア施設の「大正村資料館」をはじめ、逓信資料館、おもちゃ資料館、回想法センターなどが並び、また数多くの個人商店も点在する懐かしい、昭和テイストの商店街・・・と言った感じです。
この銀行支店は見事なレンガ造りですが、景観に合わせて再建されたものです。
DSCF3295.JPG

その少し南にはかつての明智郵便局だった「逓信資料館」があり、郵便、電信にまつわる資料が展示、無料で観覧出来ます。その隣に現在の明智郵便局(写真右)があって、ユニークな対比を見せています・・。
DSCF3297.JPG

通りの中ほどにある「大正村資料館」へ・・・
写真は休憩所ですがこの奥に、大正時代に建てられた4階建ての見事な造りの土蔵があって、メインの資料館となっています。
かつては銀行が所有し、養蚕の繭を保管するために使われていたそうです。
DSCF3298.JPG

入場料を払って中へ・・・大正時代とその前後期の文化資料を多数展示
教科書、新聞などの出版物と蓄音機、レコードなど・・・個人の寄贈による資料が大半です。
こちらは教科書の展示コーナー
DSCF3300.JPG

蓄音機・・・使える状態ではないですが貴重なものです。
DSCF3302.JPG

他に、地場産業だった生糸関連など、テーマを絞ってるのが特徴でしたか。
また、多層建の蔵なのでこの様な「木造エレベーター」も存在!
DSCF3301.JPG

手動操作の珍しいもので、おそらく荷物輸送に使われたんでしょう・・・。
そして、隣接した場所に、大正時代の民家を移築した「大正の館」があります。
その中は、たたきの土間に畳敷きの広間がある典型的な木造邸宅の造り・・・
DSCF3309.JPG

そんな民家ですが、玄関前にはちょっとした用水路がありその脇には、洗濯などをする洗い場がありました。
DSCF3312.JPG

資料館の敷地内には、他に土産物屋を兼ねた休憩所があって、店番の方からしいたけ茶を頂きましたね。

ここをあとに南北街道を南へ少し歩き・・・脇道に出て西方向へ向きを変えると明智川へ出ます・・・
DSCF3313.JPG

川沿いの風景も懐かしい風情があっていい感じです・・・。
川を眺めながら、再び脇道を南側へ歩き、曲がりくねった小道へ・・・ここは「うかれ横丁」と呼ばれ、
かつては飲食街だったそうで、つい最近まではこの渡り廊下の下に五平餅を売る売店があったんですが、今は閉鎖してます。
DSCF3314.JPG

このあとも、大正時代の風情のある町並みを歩き、資料館などの施設を巡ります・・・
(2へつづく)
記事の参照に(↓)



nice!(6)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 6

コメント 2

masa

うかれ横丁、ここを私も歩きました。
当時はここが何よりの楽しみだったようですね。
資料館は中に入ってないのですが
貴重なものばかり展示されていてんですね。
by masa (2011-11-13 17:25) 

アキーロ

>masaさん・・・うかれ横丁は今は特に店も無く静かな感じでしたね。
資料館はいろいろ展示されてて、なかなか見ごたえがありましたか。時間があるときに他の施設も含め見に行ってはいかがでしょうか・・・。
by アキーロ (2011-11-14 03:02) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。