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海上の森を訪ねて・・・ [一緒に行きましょう・・・]

2005年大いに盛り上がった「愛・地球博」・・・その会場の一つだった「瀬戸会場」の跡地を整備して作られた「海上(かいしょ)の森センター」に行ってみました・・・。
万博当時は、原生林の生い茂る森をアピールするためのパビリオンがあって、メイン会場の長久手(現:モリコロパーク)とは違いそれ程派手な建造物も無い、自然を満喫する感じの会場だったのを覚えていますが、実際行ってみると森閑とした林の傍らに立つ、ビジターセンターのような建物があり周囲は静寂に包まれていました。
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別名「ムーアカデミー」と呼ばれる建物の中は、海上の森の生き物や植林についての解説が展示されています。
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子供向けの遊びながら学べるコーナーもありますが・・・如何せん係員が誰一人いないのが気がかりですw
まあ実際、訪問者もほとんどいなかった状態でしたので・・・他にも研修室やライブラリーなど、基本的に学習するための施設となっています(入館料は無料)

さて、実際の海上の森はどうなっているのか?!・・・その自然を体感するための遊歩道が背後の山にあるので、散策してみます・・・。
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距離は数百mですが、起伏のある坂が多くなかなか厄介・・・しかしこの先にはスポットがあって、
まず最初の建物が「窯の歴史館」・・・木造の建物で、かつて使われた焼き窯の跡が保存されています。
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この辺りは”広久手古窯群”といわれる窯の跡が多く点在し、中世から陶器作りが盛んだったことが、
この施設で伺えます・・・。
さらに奥へ山道を進むとユニークな建物が・・・
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「繭玉広場」・・・かつてはこの辺りも養蚕が盛んだったそうで、建物内にはちょっとした解説もあって休憩も出来る部屋があります。
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ここから先にも、遊歩道が続いていますが・・・ところどころ石敷きがある他は自然のままの細道で、一部判りにくい所もあります。
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そうした道をさらに上がっていくと、格子作りのブロック状の、実に高い建造物があってこれが、
「物見の丘」の展望台となっています。
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最上部からの眺めは・・・はるか遠くに恵那山や御嶽山が!冬場の澄んだ空気のおかげで望むことが出来ました・・・。
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一方反対側の南西方向・・・名古屋市街の眺望のその先には、名駅の高層ビル群がかすかに見えました。
(画面中央)
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遊歩道としてはここまでで、実際海上の森はこの東北方向に広大に広がっており、散策にはまた別の距離の長いルートを行くことになります。
さて、戻るにはここまで来た遊歩道を折り返し歩いていきます。
ところで、途中にはこんな天然木の”レール”が敷かれていて丸太を載せたソリらしきものが置かれていましたが・・・何に使ってるかは判りませんでした。
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かつての万博の跡地に作られたこれらの施設・・・海上の森を手軽に愉しむにはちょうどいい感じですね。



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コメント 2

masa

愛・地球博は行きましたが瀬戸会場は行ってないんです。
今でも、興味深い建物やオブジェがあるんですね。
これは行きたくなりました。
by masa (2012-03-14 17:22) 

アキーロ

>masaさん…瀬戸会場は丘の上にあって、緑に囲まれた会場だったのを覚えています。
長久手の広い公園の方は面影が残ってますが、
こちらはすっかり変わって自然を満喫出来る施設になってます。
行く道筋が少し判りにくいですが是非行ってみてはいかがでしょうか…。
by アキーロ (2012-03-17 12:41) 

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