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天浜線・文化財めぐりへGO!(1)浜名湖沿いを行く・・・ [一緒に行きましょう・・・]

静岡県の西部、東海道線新所原から掛川を結ぶローカル鉄道「天竜浜名湖鉄道」を、沿線の文化財などをめぐり、散策もしながら全線乗車してきました。
かつては国鉄二俣線として、戦時中東海道線の迂回路を目的に建設・・・その後、経営難の路線のため、
25年前に第3セクター線として開業した、全線67.7kmにも及ぶ非電化の長いローカル鉄道線です。

☆浜名湖に沿って東へ・・
7月下旬、夏なのに曇りがちなさほど暑さもない涼しげな天気の中、JR東海道線に乗って新所原駅へ・・・
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ここが天竜浜名湖鉄道、通称「天浜線」の西の起点です。
駅舎(JRとは別)には有名なうなぎ店があり、香ばしい炭火焼の匂いを漂わせておりました。
片面のこじんまりしたホームに1両のディーゼル車が出発を待ちます。
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新所原駅を出発!・・・ここから終点の掛川に向け長い行程に向かいますが、
今回は、近年多くの沿線の建造物が国の登録有形文化財に指定され話題になってるということで、途中下車しながら全線を乗車します。
列車は浜名湖の北を湖岸に沿って快走・・・のんびりした風景を見ながら三ケ日、都筑とみかんの産地で知られる駅を一つ一つ停車し東へ・・・
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(寸座にて)
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☆奥浜名湖のレトロ駅舎
やがて、湖岸から離れ田園の中にある「気賀」駅で最初の途中下車・・・

木造の年季の入ったプラットホーム・・・これが昭和13年に造られたもので有形文化財に指定されました。
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クモの巣が張ってたりしてあまり整備されてないのはちょっと残念ですが・・・
そしてこの駅舎も、同じ年に造られなかなかの風情です・・・。
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ここからは、フリー切符利用と言う事で?!次に来た反対方向の列車で、一駅手前の「西気賀」に行き下車・・・
このレトロっぽい塗装の車両は、同社では最も古い(96年製)TH3000形です。
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この駅舎は昭和13年の建設・・・駅舎内には洋食店があります。
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上りホームの待合室(右奥)も、同年に作られ駅舎と共に有形文化財の指定を受けました。
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時間があるので少し近辺を散策・・・引佐細江の湖岸を歩いたりして駅に戻り、再び列車で天竜方面へ向かいます・・・
(2へつづく

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