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アーカイブ・懐かしの名鉄600V電車 [アーカイブ]

今回は過去の写真のアーカイブになりますが・・・ 2005年に惜しまれつつ廃止になった、名鉄の600V線(美濃町線、岐阜市内線)の写真です。
岐阜市街を走る路面電車の岐阜市内線とそこから東西に伸びる美濃町線と揖斐線・・・
600ボルトという低電圧(通常の郊外電車は1500V)でこじんまりした電車が、地元岐阜の人々の足として悠然と走っていました・・・。
2000年頃から路線維持が困難となり、代替事業者の経営の話もあったりしましたが・・・岐阜市など自治体が存続に積極的でなかった事もあって2005年3月末をもって全線廃止・・・
以下の写真はその廃止前に撮ったものです。

美濃町線の新関駅・・・関市の中心駅でもあり構内も広い感じのこの駅に停車中の880形
路面電車のためホームが低くなっているのが分かります(2005年2月)
05-2 880形.jpg

田神線・競輪場前電停のモ606形・・・1970年製のこの車両は美濃町線急行でも活躍していました。
車内は半分が転換クロスシートという変わり種でもあります(2005年3月)
05-3-15モ606形.jpg

美濃町線の起点・徹明町電停にて、モ591形・・・オーソドックスな路面電車と言う感じで、以前は美濃町線の新関~美濃間(99年廃止)や市内線などでも活躍(2005年3月)
05-3-15モ591形.jpg

美濃町線日野橋でのモ800形・・・最新型で超低床、バリアフリー仕様といかにも今時の車両と言った感じです。
(現在は豊橋の豊鉄市内線で数両が活躍中・・・)
この電停では徹明町からの区間運転と新岐阜~関の直行電車の乗換え地点でもありました(2004年2月)
04-2日野橋駅.jpg

雪化粧の忠節駅構内・・・岐阜市内線と揖斐線の接続駅で構内も広く、立派な駅舎もありました(2004年2月)
04-2忠節駅構内.jpg

田神車庫にて・・・昔の塗装に戻されたモ500形が憩う広い構内、
撮影後この電車が急に動きだして驚きましたね(2005年3月)
05-3-15田神車庫.jpg

その田神車庫に近い路面を行くモ800形・・・この先の田神駅で各務原線に接続、路面電車用の低いホームが別にあったのを覚えています(2005年3月)
05-3田神線.jpg

廃止後は、路面区間は跡形も無くなり美濃町線の専用軌道は数年前、架線柱と砂利だけはしっかり残っているのを確認しましたが、今はどうなっているか気になります・・・?!
並行する国道156号線は相変わらず盛んに渋滞してるようで、それを思うと実に廃止が惜しまれた電車線でしたね・・・。

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アーカイブ(1)冬の京都旅@2006.1 [アーカイブ]

このところ、サイドバーでも表記してるように”旅”に相当する外出がなかなか無いので、空きの多い期間はアーカイブとして、過去の旅を写真を交えてつづっていきます。
今回は、2006年1月の正月休みに日帰りで行った京都・洛西の旅・・・
国宝・弥勒菩薩像で知られる広隆寺、広大な庭園のある仁和寺などを訪れました。

往路、一般的には京都駅で下車するんですがこの日は、京阪の軌道線に乗りたかった事もあって、石山から石山坂本線に乗り浜大津で乗り換え、ここから京都市地下鉄に乗り入れる小ぶりな4両編成の地下鉄車両で京都市内へ向かいます・・・
注目は浜大津から一旦、道路上の併用軌道をゆっくり走行・・・数百mで専用軌道に入りますがその切り替え地点↓
060103京津線大津市内.jpg

国内でも数少ない併用軌道の”珍風景”ですが、かつての名鉄の犬山橋、今なお存在する熊本電鉄にもこのように道路上を標準車両が走る光景がありましたね。
電車はその後、地下鉄東西線に入り、御池でバスに乗り換え太秦で下車・・・広隆寺にまいります。
060103広隆寺.jpg

以前購入したお守りを納札するのと、弥勒菩薩像を拝むため今回が2度目の訪問・・・境内は好天と相まってスッキリした風情です。
建立の祖・聖徳太子ゆかりの太子殿・・・
広隆寺・太子殿.JPG

そして、国宝第一号でもある弥勒菩薩像をはじめ様々な仏像を見学しました。
広隆寺からは、目の前の太秦広隆寺駅より京福電車(嵐電)に乗り帷子ノ辻で乗り換え、
ここから乗った北野線の電車・・・昭和30年代製の貴重なレトロ電車に遭遇!当時でも珍しい存在でしたが今も走り続けているか、気になりますね(↓御室駅(現:御室仁和寺)にて)
060103嵐電御室駅.jpg

世界遺産にも指定されてる仁和寺へ・・・ここの魅力は広大な庭園を中心に、様々なお堂が配置されているところです。
(仁王門)
仁和寺・仁王門.JPG

書院から眺める庭園・・・枯山水の整然とした石敷きが印象的でした。
仁和寺境内.JPG
060103仁和寺.jpg

時間も夕方近くになり、名刹巡りはこれだけとなりましたが(そもそも出発時間が遅かったのが要因w)
京都の魅力は自分なりに充分、味わえたと感じましたか・・・
仁和寺の帰り道、常盤御池町付近にあった銭湯・・・通りがかっただけでしたが、レトロな味わいのある佇まいでしたね。
御室湯(銭湯).JPG

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アキーロの鉄道写真館(18)明治村のSL [アーカイブ]

鉄道写真館も18回目・・・今回は再び時を進め昨年('07年4月)行った「明治村」内を走ってるSL「9号機関車」です・・。
ご存知のように明治村は、明治~大正期の建造物を移築、復元した”野外博物館”・・・入鹿池に臨むかなり広い敷地に点在して、見て回るのに丸一日かかるほどです。この時は4月なので、新緑も鮮やかな景色でしたね・・。
そんな中を、明治時代の乗り物「京都市電」と「SL列車」が短い区間を往復運転して、つかの間のタイムトリップを味わせてくれますが、そのうちのSL列車を牽引する「9号機関車」の写真です・・・。
現在2両の機関車が稼動中で、写真の9号は1912年、米BLW社製造で輸入後は富士身延鉄道(現身延線)、日本鋼管鶴見工場で活躍後、明治村へやって来ました・・・。「9号」とは日本鋼管時代の番号です。
運転は、木造の2両の客車(これは1912年製)を牽引、SLなので折り返しは今は珍しい「ターンテーブル」で方向転換します。
ターンテーブルで転換中の9号機関車
SL方向転換.JPG
折り返してプラットホームへ・・・
SL快走中!.JPG
客車へ連結・・・ちなみに右の人物は”軍人”ではなく、SL運転の作業員です(笑)
連結・SL名古屋驛.JPG
ただ、写真はちょっとピンぼけてしまいましたがm(_ _)m・・・運行に携わる係の人はすべて年配の人で、SLの経験者かどうかは分かりませんが、キビキビと働いてましたね・・・。

明治村は実は、家から車で20分ほどの近くにあって、これまでにも学校の遠足等で3回ほど行った事があります・・・。なじみの場所ですが、最近は「宵の明治村」という夏期限定の夜間営業(入場料が値下げ!)や、懐かしの食べ物等もあって趣向を凝らしたイベントも盛んに行われてます・・・。
(次回は明治村の「京都市電」)・・・★明治村HP
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アキーロの鉄道写真館(17)東急世田谷線 [アーカイブ]

今回は歳月をさかのぼって・・・99年に撮影した都内を走る、都電荒川線に次ぐ路面電車・・・東急世田谷線の写真です
99年の3月、当時静岡に住んでいたため日帰りで、この年スタートしたサッカーJ2リーグのFC東京対アルビレックス新潟戦(西が丘競技場)を観に行った帰りに、下高井戸から乗車しました。
世田谷線は三軒茶屋~下高井戸間5.1kmの、全線世田谷区内を走る路線でローステップ(乗降口が低位置)の”路面電車”ですが、路線のほとんどが専用軌道(普通の砂利の上の線路)を走ります。1969年に廃止された玉川線(渋谷~二子玉川園、通称”玉電”)の支線だったんですが、こちらも、都電荒川線と同じ路面区間が少なく独立した路線だった事もあって廃止は免れ、現在に至ります・・・。
写真の99年3月は、まだ旧型車両(デハ70、80形)が活躍!現在はLRT仕様の最新型連接車両が走っているらしく・・・転換前の貴重な写真です・・・。
宮の坂駅のデハ70形
99-3東急世田谷線1.jpg
同じく宮の坂駅にて・・
99-3東急世田谷線2.jpg
宮の坂駅横の、旧デハ87形(玉川線、江ノ電で活躍)静態保存
99-3宮の坂駅.jpg
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アキーロの鉄道写真館(16)豊橋の路面電車 [アーカイブ]

久々の写真館となりましたが、今回は東海唯一の路面電車「豊橋鉄道・市内線」です。
2005年に岐阜の名鉄岐阜市内線、揖斐線、美濃町線等が廃止され、名実共に東海地区ではただ一つ残るのみとなりました・・・。
豊橋駅前のデッキ下の乗り場から、国道一号線上などを経由(国一上を走るのもここだけ)東へ、赤岩口までの4.8kmの区間と井原~運動場前の支線0.6km・・・コンパクトな路線ですが市民の足として、また観光資源としても整備、保存に力を入れて元気に活躍しています・・。
ここを訪れたのはもう20年以上前になり、その後も何度か乗車しましたが架線柱や路面敷もレトロ風に整備、駅前の停留所の移転と路線延長もあり、見栄えのいい路面電車になりつつある感じですね・・。他社からの電車投入もあり以前は部分的だった車体広告がカラフルなラッピング広告に変わったりと変化もありましたね・・。
写真は2006年12月10日に雨の中、赤岩口まで往復乗車して撮影しました(JPEGファイル)

左・旧名鉄800形、右、旧東京都電3500形VFTS0165.JPGVFTS0166.JPG
左・3200形(昭和30年製の現役最古参) 右・赤岩口車庫での電車群
VFTS0171.JPGVFTS0173.JPG
乗車には、一日乗車券(400円)が便利、沿線には市公会堂、美術館などがあります。
★豊橋鉄道HP

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アキーロの鉄道写真館(15)金沢のローカル電車 [アーカイブ]

2006年10月に古都・金沢へ観光旅行に行きましたが、その時時間があって乗ったのが、北陸鉄道石川線の電車です。
金沢城など見て回って一泊後、武家屋敷など観てからの午後、歩いて犀川大橋を渡ってにし茶屋街へ・・・その少し南に石川線の始発、野町駅があります。
市街地から離れ、ローカル私鉄という事もあって駅はまさに閑散・・・数人しかいないのんびりとした駅で、しばらく待ってから来た電車に乗りましたが、車両は最近地方に増える傾向にあるステンレス、車内はロングシートでした・・・かつての旧型鉄鋼製車両はここでも見られなくなったようです・・。
時間が無い事もあって2駅先の新西金沢まで乗車、ここで徒歩すぐのJR西金沢から金沢駅へ戻りました・・。
北陸鉄道は現在は石川県下のバス中心の交通企業で、鉄道は金名線(野町~加賀一の宮)と浅野川線(北鉄金沢~内灘)の2線のみ・・・かつては加賀平野の扇状地を走っていた能美線、小松線、能登半島の付け根・羽咋から北に伸びていた非電化の能登線、加賀温泉郷の粟津、山中線などのアクセス線群、それに金沢の路面電車・金沢市内線、金石線など・・・石川県内に路線網をしいていましたが、それらの線は1970年代にモータリゼーションの波でほとんど廃止されました。
石川線もかつては加賀一の宮から先、白山下まで伸びていましたね・・・今残る二つの線は、観光スポットからはかけ離れていますが、地元の足としてこれからも働き続けてほしいものです・・・。


06-10北鉄新西金沢駅.jpg
06-10北鉄新西金沢2.jpg
2枚とも、北鉄新西金沢駅にて撮影('06.10.8)
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