近江商人とロケの五個荘めぐり・さわやかウォーキング（前編）

少し経ちましたが、10月の３連休の最後（10/13体育の日）に、滋賀県東近江市の五個荘（ごかしょう）でのさわやかウォーキングに行ってまいりました。今回はかなり遠めなので、早朝から車で穂積駅まで（岐阜と大垣の間、コインパークがあったので）とばしたあとは、電車にて米原まで、ここから私鉄の近江鉄道線で、琵琶湖の南東の平野部の小さな町・五個荘町に着きます。近江鉄道の電車は東海方面からの、ウォーキング客で満員・・・それも例によって？カジュアルな装いの年配層が大勢でしたが（笑）、月曜祭日とは言え参加者はいっぱいいましたね。

五箇荘駅をスタート、町並み保存地区をめぐる約8kmの短めのコースです。

五箇荘駅→藤井彦四郎邸→観峰館→てんびんの里文化学習センター→近江商人屋敷→結神社→てんびんの里中央公園→五箇荘駅

五箇荘駅前は意外にもコンビニのような店が無く、買い物に不安を覚えましたが（実際町内にもありませんでしたね～）・・・大勢の集団に交じって出発、町北部を迂回して最初のスポットの「藤井彦四郎邸」へ・・・スキー毛糸の創始者・藤井彦四郎の生家、大きな庭園があるそうですがここはスルー・・・田園風景の中の道を南へ進みます・・。

藤井彦四郎邸

観峰館・・・書道文化と世界民俗の博物館


観峰館も時間的な都合でスルー・・・この近くの、てんびんの里文化学習センターの中にある「近江商人博物館」で、関心のある近江商人の生い立ちを学び（ワンフロアーのみの展示室）、再びコースに戻って、今回のメインスポットでもある、五個荘の町並み保存地区へ・・・。
黒い舟板塀の木造家屋と白壁の蔵が風情ある雰囲気に包まれ、懐かしい感じですが実は、この町並みや風景、建物等が映画やドラマのロケにも使われていたそうです。
町並みの入口の石灯籠・・・

ここの横の神社を含めた辺りが、特攻隊に散った若者の青春を描いた映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」（石原慎太郎製作総指揮）のロケ地になってました。確かに戦前の風景に近い感じはありますね・・・。
金堂町の町並み

また、ここはドイツのＴＶ番組「ガリレオ・ミステリー」、ＴＶ朝日系ドラマ「愛と死をみつめて」「エラいところに嫁いでしまった！」、ＮＨＫ「歴史街道」「その時、歴史が動いた・与謝野晶子」等々のロケも行われています・・。おそらく、町を挙げてのコーディネイト態勢が確立されてるんでしょう。

ロケ地としては、まだまだこの先でもポイントが沢山あります・・・。町並みに入ると風情ある世界に浸って何とも言えないんですが・・・ウォーキング大会の日だけに人々でごった返していましたね・・・。
商人屋敷前の小路


後編では、商人屋敷の中を探索！・・・タイムスリップの世界に浸ります（つづく）

タグ：五個荘 東近江市 近江商人 歴史街道

コメント 5

やはり年配層の方が多いんですね。風情のある町並みいいですね。瓦屋根がつづいてる所も最近は減りましたしね。
by スミッチ (2008-10-26 12:04) 

＞スミッチさん・・・五個荘は建物等々がきれいに整備・保存されてて、散策にいいですね。瓦屋根の町並みもかなり珍しくなりました・・・。
by アキーロ (2008-10-28 01:07) 

最近のお家は近代的ですし、マンションなんかもやたら建っていますのでロケに合う場所がなかなか無いんでしょうね！
風情ある街並みを残すのは大変だと思いますが、ぜひ、頑張って残していってもらいたいです。＾＾（言うは易しで申し訳ありません！）
by sara-papa (2008-10-28 17:08) 

この地域は水郷実家の山を越えたところで、良くお邪魔したことがあります。。でも随分と変わったような。。
by 水郷楽人 (2008-10-29 12:41) 

＞sara-papaさん・・・確かにこういった町並みを残すのは大変だと思いますね。いろいろ規制とかあるようですし・・・ただ、訪れる我々観光客もゴミなどで汚さないよう”協力”しなければいけませんね・・。


＞水郷楽人さん・・・この近所のご出身だったんですか？行った時の感想としては、美しい町並みに加え周辺はのどかな感じの田園・・・というイメージでしたね。
by アキーロ (2008-10-30 01:24)