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新潟の旅(4)村上の町並み [フォトギャラリー]

阿賀野川沿いの山里・津川駅(磐越西線)から快速で新潟へ戻り・・・今度は新発田経由の普通電車で村上へ向かいます。昼時で13時もとうに過ぎ、腹ごしらえの時間もままならなかったんですが何しろ、地方だけに運行が1~2時間以上もあるような路線なので、乗換え優先でまあここはしばらく我慢・・・

田園の中を揺られ、1時間半ほどで村上に到着。
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もうここは、地図で言うと新潟県の北の端・・・すぐ隣が山形県というような所で、どちらかと言えば東北の文化圏にある小さな城下町ですね・・・。
で、腹ごしらえは駅前通りを見回してとても無さそうだったので、駅のコンビニで買った握り飯で何とか、遅い昼食・・(泣)
しかし日程的に、2時間弱しか時間が無いのでこの間に街めぐりへ・・・
全国にある”小京都”の一つで、「町屋」のある雅やかな町並みを散策してみます。
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こうゆう貫禄のある木造家屋・・・町屋と呼ばれる建物が中心街に残ってて、和装店や堆朱(ついしゅ~伝統的塗り物)の店として営業しています。
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海山の幸に恵まれた土地柄なのか、雰囲気ある料亭や和食屋も多かったですか・・・。
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↑この建物は地域の文化センターですが、2階の軒下から干してあるのは地元産の鮭・・・ここは鮭の遡上の南限地で、こうゆう光景があちこちで見られましたね。ちなみに地元では鮭を「イヨボヤ」と呼ぶそうです。
また、黒い壁が多く落ち着いた雰囲気なのは、昔の城下町の景観を戻すためだとか。土曜日の昼間だけに人通りも少なく、森閑としてまさに城下町そのもの・・・

しばらく歩いて、中心街の東にある重要文化財「若林家住宅」を見学。隣接する資料館と共に短時間ですが、村上の郷土史を堪能?しましたね。
若林家住宅の玄関
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囲炉裏のある居間
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曲家造りで家主は下級武士だったそうです。そして「歴史文化館」では、祭りと城下町の歩みに触れ・・・
村上大祭(7月)のおしゃぎり(屋台)・・・なかなか勇壮なものですね。
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なお、先の「若林家住宅」と郷土資料館、歴史文化館は入館料がセットになってます(500円)
文化館から見た村上城址・・・石垣を見る限りかなりの規模だったようです。
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時間も迫って、ここまでで村上の町めぐりを切り上げ、名残惜しい気分で駅へ戻ります。
時刻は夕方5時前、ここから普通列車で新津まで、乗り換えて新潟へ再び戻り・・・やっとの思いで(早朝から動き回ってましたから)本日の宿に向かいましたね~。
新津行きの普通列車・・・羽越本線は電化線ですがまだまだ普通を中心に気動車が多く走ってます・・・。
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コメント 2

masa

いいですね、こういう町並み大好きです。
特に町屋がいいですね。
by masa (2010-04-30 17:27) 

アキーロ

>masaさん・・・村上の町屋は黒い壁が特徴で、この地方の高山、郡上八幡とはまた違った魅力がありますね。町屋の中も、時間があれば見学したかったです・・。
by アキーロ (2010-05-01 01:34) 

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