SSブログ

常滑・やきもの散歩道 [フォトギャラリー]

遠出が多かった5月、その天気のいい日曜に行ったのが焼物の町・常滑・・・
セントレア(中部空港)のある町ですが、意外にも街中は時間がゆったり流れて、のんびりした感じです。

常滑駅から程近くに、やきもの散歩道の入口があります。
セントレア開港前はこの駅が終点で、20年ほど前にもここに来た時はやや賑わっていた感がありましたが・・・
通過駅となった今は、駅近辺は閑散として寂しい風情です。
しかし、街中の公道を順路に沿って歩くコースの「やきもの散歩道」は、今や有名観光スポットとなったようで・・・様々な人々で賑わっておりましたね。

前記事で取り上げた「招き猫通り」をすり抜けて入口から細い坂道を上り・・・
DSCF2019.JPG

常滑焼の象徴でもある土管を並べた道・・・古くから製陶所が集まってるこの辺りは起伏に富んだ場所、面積的には1街区程度でそんなに広くはありません。
しかし坂が多く距離(1.6km)の割りに意外と疲れますな・・。

あちこちで見られる煙突・・・焼窯があったことを示す、焼物の町の象徴です。
DSCF2020.JPG

その散歩道の途中にある「廻船問屋滝田家」・・・海運業を営んでいた商家で一般に公開されています(有料)
DSCF2025.JPG

江戸末期の建物(一部復元)の内部はいかにも、豪商といった感じ(手前は復元された廻船模型)
DSCF2026.JPG

土蔵や見事な中庭もあって、風格を感じさせますね。
見学したあとは再び散歩道へ・・・ここからは坂がきつくなって外からは町を見下ろす絶景が広がります。
DSCF2047.JPG

DSCF2031.JPG

それにしても外はエンジン音がやけに聴こえ、暴走バイクが走り回ってるのか?!と思ったんですが実は常滑は競艇の町で・・・競争ボートのエンジン音だったんですね(笑)
そんなコースのハイライトにある「登窯」・・・国の重要文化財に指定された明治製の釜は集合型ではかなり大規模、傾斜にそって焼成室が広がって壮観です。
DSCF2043.JPG
DSCF2039.JPG

ところどころ煙突にオブジェ・・・焼物の魅力を存分に味わえて、製陶体験の出来る工房や焼物を売る店なども沢山点在しています。
20年ほど前来た時もこの散歩道を歩きましたが、今ほど整備されてなく素朴で閑散とした風情だったのを覚えてます。客相手の店もあまり無かったかな・・・。
DSCF2036.JPG

「両面焚倒焔(りょうえんだきとうえん)式」の焼窯・・・堂々とした造りです。
DSCF2045.JPG

あとは、土産物屋やカフェの点在する小道をゆき、もとの入口に戻ります。
常滑駅前の閑散ぶりに比べ賑わってた散歩道、車での来客が多かったようですが・・・陶芸研究所を回る長いコースもあって、また行ってみたいと思いましたね・・・。

nice!(4)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 4

コメント 3

masa

散歩するのにちょうどいい街並みですね。
今は空港のある場所として有名ですが
焼き物も有名ですよね。
by masa (2010-05-31 18:50) 

スミッチ

私も昔に行ったきり、いろいろ整備されてるようで、また行ってみたいです


by スミッチ (2010-06-01 12:22) 

アキーロ

>masaさん・・・焼物も影が薄くなりがちですが、瀬戸と共に有名ですね。
競艇でも有名ですか・・・。

>スミッチさん・・・こうゆう面白みのある散策コースは他に無いですね・・・。
ご自宅から、ちょっと足を延ばせば自転車で行けそうな気がしますが・・?!距離的にどうでしょうか・・・。
by アキーロ (2010-06-02 01:24) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。