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あいちトリエンナーレ(4)@市美術館・納屋橋・大須・・・ [フォトギャラリー]

「都市の祝祭」をテーマに、名古屋を舞台に行われている「あいちトリエンナーレ」 最後は他の会場を一通り巡りましたね・・・。
まず、名古屋市美術館へ・・・
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モジリアーニの「おさげ髪の少女」で有名な美術館ですが、会期中も常設展でその”名画”を鑑賞出来ます。
で、トリエンナーレの展示は・・・これまでに見た以上に独創的なものばかりでしたね。
(会場内が全面撮影禁止でしたので、画像はありません)
印象的だったのは、膨大に絡み合った透明チューブと透析機器を繋ぎ、血液に見立てた赤い液を流しているオブジェ、
病院の病室を模した小部屋が形成されたうす暗い空間・・・
小さな、手の込んだ電飾や造形もありましたが・・・メッセージ的なものを感じさせましたね。

別の展示室では「漁業」をテーマにした展示、映像を交え興味深いものを見せてくれましたか・・・
(↓イメージ看板)
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常設展も久々に鑑賞し、ここからしばらく歩いて「納屋橋会場」へ・・・
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市街から離れ目にあるにもかかわらず、かなり混み合っていましたがこちらは社会派的映写作品が中心でしたね。
屋外の外壁には、こんな凝った描画もありました。
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若干のオブジェ系作品もありましたが・・・「世に問う」的な感じを受けましたか・・・。

外はもう日が暮れて、堀川沿いはすっかり夜の風景に・・・
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そして、有料チケット(国際美術展)対象の残る一つの会場、大須の「七ツ寺共同スタジオ」へ・・・
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ここは舞台演劇の稽古場としても知られていますが、
入場制限のある会場では「高嶺 格」氏演出の舞台パフォーマンスを開催・・・
客席にあるキーボードでテーマを”入力”して、スクリーン越しにシルエットパフォーマンスを、
単調な電子音楽に乗せて演じていて、観客と双方向的に、これが延々と続いています(退場は自由)

これで、自分的にはトリエンナーレのチケットでの”鑑賞”はこれまでという事で・・・
まだ屋外展示の、誰でも見れる作品とかもあるので、もう残す期間都心に出たら観る機会もあるかも知れませんが、
今までにはない現代アートに触れ、様々な印象となって記憶に残りましたね・・・

会期は今月末(10/31)まで、名古屋に来られる方は芸術の秋を愉しみに、ぜひ鑑賞されてはいかがでしょうか。
あいちトリエンナーレ公式HP




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コメント 4

masa

なかなか興味深い話題でした。
実際に自分の目で見るとさらに楽しめるんでしょうね。
by masa (2010-10-17 14:59) 

sara-papa

芸術の秋でもありますが、今年は中々秋らしくありませんね♪
食欲だけは、かなり秋なんですが。。。(^◇^)
by sara-papa (2010-10-17 22:11) 

アキーロ

>masaさん・・・まだ31日までやってますので、名古屋に出かける際はぜひ、ご覧になってはいかがでしょうか。変わった美術もまた、味があります。

>sara-papaさん・・・暑かったり寒かったり、あまり秋という感じはそれほど感じませんね・・。
by アキーロ (2010-10-21 00:11) 

はーく

私も名古屋市美術館だけ行きました。
なかなか面白かったです。
by はーく (2010-11-10 22:00) 

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