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日帰り温泉・上之保温泉ほほえみの湯 [旅情報]

12月の最初の週末に、岐阜県中濃の山間まで足を伸ばして、 日帰り温泉施設「上之保温泉・ほほえみの湯」に行ってまいりました。
実はここを訪れるのはこれで3回目・・・家からも2時間以内でいける距離ということもあるんですが、素朴な山里の温泉で、日ごろの喧騒を忘れるのは最適な場所です・・・。
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関市もしくは美濃加茂からの県道を北上、かつて”平成”の地名があることで知られた武儀町を経てさらに進んだところに、以前の上之保村に入ってすぐのところにあります。
ただ、気をつけたいのは「道の駅平成」を過ぎてから武儀の中心「若栗」の信号を左折せずうっかり直進すると、誤って飛騨金山方面へ行ってしまうので注意が必要ですが・・。

さて、ほほえみの湯は小高い丘の上にあり、周囲の田園を見下ろす清清しい環境の中に鎮座しています。
温泉の建物も素朴な、木造の建物でなかなかの趣です・・・。
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上之保は家具や住宅建材で使われる木材の産地でもあり、その特徴を生かした建物なんですが、隣接する売店でも木材を使った製品を販売してましたね・・・。
さて、建物内はさほど広くは無いですが、温泉の中はシンプルに・・・内湯と露天に大きな掛け流し湯の風呂が2つ、こんこんと豊富な湯量で湧き出していて広いがゆえに、実にゆったり味わうことが出来ましたね。
特に露天風呂は、高台だけに付近の山里を見下ろす感じで・・・また遠方の山々も眺めがよく、絶景を味わえる点ではなかなか無い環境でしょうか・・。

入湯料は大人600円、公共施設なので付帯施設は別棟の食堂があるのみ・・・しかし、素朴な雰囲気で癒されるには最適なところですね・・・。(HPあり)
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湯谷温泉へ日帰り旅・・・ [旅情報]

11月上旬の日曜、愛知県内有数の温泉郷・湯谷温泉に行ってきました・・・。 年に何度かのパターンでお馴染みの?!静岡方面の友人たちと合流しての日帰り旅です。

三河の奥座敷と言われる湯谷温泉へは、豊橋駅から飯田線電車で・・・
普通電車で約1時間半はかかりましたか・・・
当日、予報では日中雨だったんですが昼前には小康状態に・・・その後はすっかり回復しましたね。

山間を縫うようにして走り、湯谷温泉駅に到着・・・。鳥のさえずりも聞こえるのどかな環境の駅です・・。
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駅からすぐのところにある食事処「ゆかわ」・・・民芸調の門をくぐって下へ降りて中へ
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宇連川の河岸ぞいに建っているので、お座敷からの眺めはご覧のよう・・・
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しかしなぜか、トンビがやたら飛び交ってましたね・・・w
ここで炭焼き料理を頂きましたが、具材は秋の野菜に牛肉、魚介の盛り合わせです・・・。
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まるでバーベキュー気分で、堪能しましたね(^^
この店は露天風呂もあって、食堂の下に浴場があるのですがこじんまりしていて、芋を洗う様な混みよう・・
まあこれは食事がメインだからという事でしょうか・・・。
(対岸より・・・木造三角屋根の建物の真下が露天風呂)
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店を出た後は、付近の川岸や温泉街を散策・・・温泉街と言っても山峡の中の、静かな環境でそれ程の賑わいは無いですね・・・。
(宇連川にて・・・川の中の大岩は名勝「馬背岩」)
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旅館街・・・味のある建物が並んでますね・・・。
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湯谷温泉駅は電車が1~2時間ごとに停まるため、帰りの電車はかなりの時間待ち、
駅舎内の、観光案内を兼ねた休憩どころで時間をつぶし、帰路につきました・・・。


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日帰り温泉・片岡温泉 [旅情報]

10月最初の週末、ドライブがてらに三重県・菰野町にある「片岡温泉」に行ってきました
三重県の名湯の一つ「湯の山温泉」の入り口にある日帰り温泉、湯の山と言えば御在所岳の麓に抱かれた山地の温泉という印象がありますが、こちらは山に程近い田園の中にあります。
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2階建てですが実際行ってみると、中はこじんまりした感じ・・・
それでも食事どころやマッサージ、仮眠室などが、また宿泊施設もあって、ログハウスっぽい内装の中に収まっています。
浴室は、内湯が広い浴槽一つ・・・もちろん源泉から出てるものですが露天風呂も、
野趣のある岩風呂がこちらも、コンパクトな感じに造られてます・・・・。
当日、気温も低かったこともあって露天風呂なんかは実に肌寒く感じましたね。ちなみにその傍を近鉄湯の山線が走っていて(塀とむしろで見えないようになっていますが)森閑とした中を時々走り抜けていきます。

HPを見た感じでは、もっと広がった施設だと思ったんですが・・・文面にもあるようにそれ程広くなかったですね。
それでも、名湯湯の山の一角にあり四日市方面からも近く、近鉄湯の山温泉駅からも歩いて行けるので、
おてがるに温泉気分を味わえると思います・・。
【片岡温泉HP】

おまけ・・・湯の山温泉へ向かう山道付近から見た展望、伊勢湾が遥か先に見えます。
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えちぜん鉄道乗車記 [旅情報]

今月6日、この日もまた猛暑!の中・・・日帰りで福井に行ってきました。行き帰りとも高速バスを利用し現地の滞在時間はおよそ6時間半ほどでしたが、
地元のローカル私鉄「えちぜん鉄道」を利用して奥越地方の町・勝山や福井市内を巡ってきました。

まずは、えちぜん鉄道についての記事から・・・当ブログでも”ローカル私鉄”には注目していて、
過去の記事をまとめて、サイドバーにリンクしていますがその中に一昨年、えちぜん鉄道に乗車した記事をのせています。
ただ、この時は雨天ということもあってほんのわずかな時間でしたが、今回は時間をかけて”探訪”しました。

12時前、起点の「福井駅」へ・・・・手狭な感じですが、北陸新幹線の高架工事(開業は更に先)が完成するとそちら側に駅が移転するそうです。
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福井駅のホームにて・・・前回(09年8月)来た時と同様に”恐竜”がベンチに佇んでましたね・・(笑)
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勝山行きの電車・・・単行(1両)のワンマン運転です。
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いよいよ、福井駅を出発・・・各駅に一つ一つ停車し、東方向に進んでいきます。
車内は、夏休みということで中高生でごった返していましたね・・。

およそ55分ほどで終点の勝山へ到着。こじんまりとした有人駅で、駅舎にも味わいがあります。
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ここから、名所の一つ「恐竜博物館」へはバスに乗って行く訳ですが自分は勝山市内へ散策に出ましたね。
(この模様は次回の記事で)
昼2時50分頃に、この駅始発の福井行きに乗車・・・復路も同じように各駅に停まりながら、夏の日差しのもと九頭竜川に沿った田園を西へ・・・
三国方面への分岐駅・福井口で三国港行き電車に乗り換え次の「西別院」(福井市内)で下車、県立博物館へ寄りましたが、今回の乗車は区間的にはここまででしたね・・・。

この「えちぜん鉄道」は、2003年に当時の京福電鉄の路線を譲り受け自治体出資の第3セクターとして開業、厳しい経営ながらも福井県民の貴重な足として、全線が30分間隔のフリークェンシーで動いてます。
前記で「ワンマン」の電車で運転・・・と述べましたが実際は、日中を中心に「アテンダント」さんが乗務、車内で案内役を担っていてローカル線には珍しい存在ですが、この鉄道の知名度を高めています。
車両にも”サボ”で表示していますが(↓)車掌とは違って運行業務には関わっていないのが特徴です。
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勝山駅にて・・・珍しい小型の電気機関車「テキ6」号と無蓋貨車、鉄ファンの注目の的です。(数日後にこの反対側の新設車庫へ移転しました)
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車内風景・・・ちなみにこの車両は開業前は、愛知環状鉄道の車両でした。
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西別院駅にて・・・
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健気さを感じるローカル私鉄のえちぜん鉄道・・・いつまでも走り続けて欲しいものです。



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富山軌道線・セントラム乗車記 [旅情報]

今回の富山旅行では、スケジュールの都合で富山市内での観光が出来ませんでしたが、
最低限の目的(!)である路面電車には乗っておこう・・・という訳で、
かのライトレールと共に、市街地を行く路面電車「富山軌道線」の環状線電車「セントラム」に乗車、駅前からぐるりと”1周”まわりましたね・・・。
2日目午後3時頃、富山駅前の道路中央の停留所から・・・・黒い塗装のセントラムに乗ります。
2両連接、ライトレールの「ポートラム」や万葉線「アイトラム」とほぼ同形の車両、
車内も一部クロスシートの最新型です。
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環状線ですが、一部単線のため左回りのみの一方通行、距離が短く1周わずか20分程度・・・で、
富山の中心街をゆっくりと走ります。
実は昼食がまだだったため、車内で腰を下ろしパンをかじりながら(笑)車窓を楽しみます。

駅前を発車し西から南方向へ・・・この辺りは複線なので反対方向の電車とすれ違ったりしますが・・・
この先の「丸の内」からは、2009年に開通したばかりの新線に入ります。
ほどなく車窓に見える富山城・・・(車窓から撮影)
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新しく出来た電停「国際会議場前」・・・この辺りは高層建築が目立ちます(車窓から)
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新線(富山都心線)は単線、そのため環状線は一方通行で運行されてる訳です。
他にも新しい電停が2ヵ所設置され、近辺のモダンな町並みの中を、直角に曲がりながら進行します。
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新線区間はわずか900mと短く、しばらく走ってから「西町」で従来の路線(本線)と合流
↓車窓より、新線と本線の接続点・・・向かい側が本線の電車
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本線で北に進路を変え、商店街やスーパーの居並ぶ繁華街を進みしばらくして、出発点の富山駅前に到着。
あっという間の”一周乗車”でしたね。

富山市街を走る路面電車は、富山地方鉄道の運営でかつては支線もあり立派な路線網を持ってましたが、
その後整理統合の末、南富山~富山駅前~大学前の一路線が残って、先述の通り2年前に新線が開通し環状運転が始まりました。
現在は環状線と本線の2系統(大学前および富山駅前~南富山駅前)の運行、
本線は往復運行で、こちらは従来からの単行電車と最新の3連接電車(写真↓)が運転されてます。
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新たな路線開通で、LRT(次世代型路面電車)の先駆けをいく富山市、この取り組みが全国的に広がって欲しい・・・と思ってますね。




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万葉線乗車記 [旅情報]

富山1泊2日の旅の初日には、高岡と新湊を結ぶローカリティあふれる路面電車「万葉線」に全線(12.8km)乗ってきました。
暑い日ざしが照りつける昼間に、高岡駅前の万葉線乗り場へ・・・。
地方都市らしい雰囲気の閑散とした駅前広場の中心に停留所があります。
「新湊方面電車のりば」と大書きした看板に武骨な屋根の上屋があり、レトロな雰囲気を醸し出しています。

ほどなくやってきた電車・・・これが「アイトラム」という2両連接車両、ヨーロピアンスタイルのモダンなデザインで2004年に導入されました。
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高岡駅前を15分おきに発車・・・ここから終点の越ノ潟まで45分ほどかけ、ゆっくりと北東方向に、細々と電停に停まりながら進んでいきます。
高岡の中心街を走る県道の路上をゆき、やがて沿線は街道筋の雰囲気のある郊外へ・・・路線も路上から専用軌道(道床上)に変わります。
途中の「米島口」駅にて・・・ここは車庫があり、ネコ柄の「ねこ電車」が停まっていましたね。
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この車両はかつて「加越能(かえつのう)鉄道」だった時代の主力車両です。
すれ違うこちらの車両も加越能時代の単行電車・・・前面右に描かれた絵は高岡市のキャラクター
「利長くん」です。
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万葉線は以前は前述の「加越能鉄道」が長年運営してましたが、90年代後半からの経営難によって一時は廃線が確実視されたものの、地元有志の努力や市民の協力によって2002年に第3セクターに経営転換し今の万葉線となりました。
なお「万葉線」とは、地元が万葉集編者・大伴家持ゆかりの地という事から由来していて1980年に愛称としたのが始まりです。
経営転換後は最新車両・アイトラムを導入したりして、再起を図っていますね。

さて、乗った電車は半分以上の乗車率だったのが進むにつれて閑散としてきました・・・。
ちなみに車両は前記事の「富山ライトレール」と同形のもので、こちらの車内も席の狭いクロスシートになってました。
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ただ、収入源となるであろう車内広告がないのは意外ですね・・・。
また車内には、地元・新湊出身の立川志の輔さんによる沿線案内アナウンスが流れてまして(土休日のみ)これはなかなか粋でしたね・・・。

六度寺(ろくどうじ)駅にて・・・ここで高岡軌道線から、軌道法で鉄道線となる「新湊港線」に切り替わりますが電車は全て直通しています。
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庄川橋りょうより・・・河口近くを長いガーター橋で渡ります。このはるか上流には合掌造りで有名な五箇山があります。
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この庄川を渡ると新湊の町に入りますが、現在は平成の大合併で「射水市」となっています。その新湊の市街地を電車は抜けるとしばらくして、終点の「越ノ潟」(こしのかた)に到着・・・。
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終着らしい寂しさが漂ってますが、この向かいは対岸に渡る県営フェリー(無料)の乗船場があります。
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かつては、この越ノ潟駅から線路が延びて、富山地鉄射水線と接続し富山市内まで通じていましたが、1966年に富山新港建設によって分断され以降はフェリーで連絡、その後は射水線が1980年に廃止されて現在に至ります。
その富山新港上には、新たな道路橋「新湊大橋」が建設中です。
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終点で降りて、この近くの「海王丸パーク」に行きたかったんですがあまりの日照りと暑さで断念・・・
とりあえず一つ前の「海王丸」駅まで歩き復路の電車へ・・・
(海王丸駅にて)
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少し先のにある新湊の町並みを散策(街中は日陰が多いですから)するために3つ先の「新町口」で下車し、町巡りへ出かけました(詳細は次記事で)
その後は「中新湊」から高岡駅まで戻り・・・万葉線の旅を”満喫”しましたが、
感じたのは厳しい経営環境で健気に運行されてる・・・という事でしょうか。
沿線の駅には「乗って残そう万葉線」のスローガンがあちこちで見られました。人口の多くない地方都市の路線だけに・・・今後も走り続けることを祈るばかりですね。






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