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富山ライトレール乗車記 [旅情報]

旅の日程からして前後しますが・・・2日目にLRT(ライト・レール・トランジット)として2006年に開業した話題の路面電車 「富山ライトレール」に乗車しました・・・。

朝9時頃、南口に玄関がある富山駅の地下道をくぐって駅北口へ・・・
この北口の駅前広場に、ライトレールの乗車場所があります。
夏場にはありがたく、ミストシャワーが吹いていましたね・・・。
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ここから乗った電車・・・ヨーロピアンスタイルの2両連接車で愛称は「ポートラム」
線名の富山”港”線が由来です。
赤い帯をまとっていますが、ポートラムの車両は他にそれぞれ、車両ごとに7色に色分けされています。
いよいよ、始発の「富山駅北」電停を出発!
ここから終点・岩瀬浜まで7.6kmの短い電車旅となります。

この「富山ライトレール」は以前はJRの「富山港線」でして、自分も22年前に往復乗車しましたが当時は、近郊型電車が走る地味な路線だった・・・という記憶があります。戦時中の国策買収によって私鉄から国鉄へ・・・そのため駅間距離も短くなってました。
市民的な機運の高まりがあって、この線は2006年に富山駅からの一部区間を新たに併用軌道(道路上)に転換、ホームも全て路面電車風の低いものに改造されて、次世代型の路面電車として生まれ変わりました・・・。

車内は、モダンな造りのクロスシート配置で・・・ただ座席スペースが狭いのか、席からはみ出して座してる方が多かったですね。
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奥田中学校前電停にて・・・こちらは上り電車からの撮影ですが、以前の富山港線から新設された路面区間に切り替わる地点です。
手前(乗ってる電車)が富山港線、向こう右の電車が路面区間から来る下り電車
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JR線だった従来の区間を、ポートラムは速度を上げ快走・・・思ったより車内はモーター音が静かでしたね。
↓途中の城川原駅にて・・・ここには車両基地とライトレールの本社があります。
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東岩瀬駅・・・ここには国鉄時代からの駅舎が保存され休憩所となっています。
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日曜の午前中なのに、かなり車内は混んでいましたね。年配の親父達がやけに多かったんですが(笑)・・・それもそのはず、沿線に競輪場があって大半は至近の「競輪場前」駅で降りていきました。
そして、終点の「岩瀬浜」駅・・・22年前は小さな駅だったんですが今は簡素な停留所になっています。
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岩瀬浜の駅前広場・・・この近くにかつての港町の町並みを再現した一帯があるので暑い中、散策に向かいましたね。
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路面電車はかつては、日本の大抵の都市にあったんですが自動車の普及に煽られて今は残り少なくなっています。
しかし、ヨーロッパなどでは新時代の都市交通として以前とは逆に、あちこちの都市で路面電車が勢力を広げています。地下鉄より建設費がかからない、バスと違って排ガスを出さない、地下鉄と違って弱者でも乗り降りしやすいなど様々なメリットが見直されています。
そうした新たな路面電車がLRT(軽快電車)として、日本でも岡山、広島、鹿児島、熊本などで活躍してますね。

富山ライトレールでは、ユニークな車両も運転されていてこちらの写真は、青い塗色の「スターライトラム」の車内・・・天井がプラネタリュウム風になっています。
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JR時代とは違いライトレールとなってからは、観光客の利用も多いため土休日の日中にはアテンダントさんが乗務し、接客に務めています・・・。
【富山ライトレールHP】

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富山へ1泊2日の旅・・・ [旅情報]

先週末、久々に泊りがけで富山方面に旅行に行ってきました・・。 梅雨が予想外に早く明けたので、案の定猛暑の中の旅となりましたが、それなりに堪能してまいりました。
今回は行きは高速バスで高岡まで、富山市内に泊まって翌日は夕方まで散策など楽しみ、
帰りはJR特急で高山線を走り抜けて・・・というルートです。
もうお感じとは思いますが、現地では電車に乗りまくってのほとんど自己満足的な行程です・・・(笑)

実は富山への旅は22年ぶり・・・記事ではその時の比較も交ぜながら綴りますが今回は主に、
路面電車や地方私鉄に乗って楽しんできましたね。
その際の乗車記、散策などの記事はまた次回以降にするとして・・・
今記事では往復の行程と、その夜の夕食について触れたいと思います・・・。

まず、往路は岐阜駅前から高速バス(岐阜バス)で・・・ちなみに自宅からは電車を乗り継いで岐阜まで来ましたが、これは名古屋発では出発時間が早いためという事なので・・・。
東海北陸道を北へ・・・朝から暑い陽気の中、奥美濃~飛騨の高原を多数のトンネルを抜け走ります。
(郡上八幡付近の車窓にて)
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(車窓から見えた砺波平野)
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あの”ETC1000円割引”が終了した事もあってさほどの渋滞は無かったですね。
ただなぜか、時間は25分近くも遅れ・・・目的地の高岡駅には13時前に着きましたか。
その後は「万葉線」で新湊に行ったりして夕方、富山に移動・・・

夕食は、ぜひ新鮮な地元富山産の魚介を頂きたいと思い、中心街に数ある鮮魚を扱う居酒屋を探しましたが、土曜の夜ということなのか空席の無い店ばかりで結局・・・駅前のショッピングビルにある和食屋にたどり着きましたね。
大黒屋という店で頂いた「越中うまいもの膳」・・・まずは酒肴としての3点付け合せ
(左からホタルイカの煮付け、鰊の昆布巻き、白えびの和え物)
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その名の通り富山の美味いものの代表選手ですね・・・。
ホタルイカはたまに家で食べたりしますが、白えびはなかなか味わえませんね。
そして、メインの御膳・・・
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中央の刺身は、マグロの赤身を昆布で巻いたもので、左にある天ぷらは白えびのかき揚げ
これは何とも香ばしく美味でしたね・・・。

付け合せの「ます寿し」・・・駅弁で有名ですがこちらは小ぶりな大きさ、これもなかなかでしたね。
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ボリューム的にはそれ程ではなかったですが、自身の健康からして充分満足でしたね・・・。

翌日は、話題の路面電車「富山ライトレール」や富山地方鉄道に乗ったりして周遊の後、
夕方17時過ぎに富山駅発の「ワイドビューひだ」で帰路へ・・・
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飛騨路の山あいを、川に寄り添いながら走りぬけ高山を過ぎ、美濃太田で下車後は乗り継ぎで、
旅を終えましたね・・・。
(猪谷付近の車窓
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次回記事からは散策や電車乗車記などを中心につづっていきます・・・。



日帰り温泉・小牧天然温泉スパガーラ [旅情報]

自宅からそんなに遠くないのでなかなか行く機会は無かったんですが、 一度は行ってみようということで先日、地元の日帰り温泉施設「スパガーラ」に行ってきました。
小牧インターチェンジから南へ3kmほど・・・都市高速の走る高架下にあって殺風景な環境にあるんですが、施設自体は大きめの規模で駐車場も広く余裕があります。
数年前までは「ラッキー健康ランド」という名で、歌謡ステージが売りのよくあるヘルスセンター的な施設でしたが近年の温泉ブームに乗って?!スタイリッシュな感じにリニューアルされましたね。
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施設が大きいだけに、中は広く一見ホテルのような感じ・・・大きな生簀料理店の他に寿司店などが並ぶグルメ街、座敷の広い食堂、ゲーセンにカラオケBOXと、娯楽に関してはなかなかの充実振り・・・
24時間営業でレストルームもあって、一夜を過ごすことも可能(深夜料金別途要)です。

温泉はこれだけの規模なので、浴槽がそれぞれ広く様々な種類も・・・
「ラッキー」時代からあった高麗人参風呂や、リゾートっぽい雰囲気のバブルバス、サウナやアカスリ(有料)も揃っていて変わった所では「南極風呂」という、凍るような冷風の吹きつける一室がありましたね。まるで業務用の冷凍庫に入った?!という感じです。
露天風呂はそれほど広い敷地では無かったんですが、豪壮な岩風呂と”古代檜”で出来た大きな浴槽、五右衛門風呂とゆったり楽しめる雰囲気でしたね・・・。

入浴後は、2階にあるリラクゼーションコーナーへ・・・ボディケア、タイ古式・韓式のマッサージ、エステサロン等々のスポットがなんと10以上もあって、総合案内で一括受付するようになっていますが、自分は足つぼマッサージを受けてきました。
これだけの立派な施設の日帰り温泉ですが、土曜日の夜行ったにもかかわらず全体的に客の入りが閑散としていたのが気がかりでしたね・・・。
(屋外の”源泉”・・・湯は出てませんでした)
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【スパガーラHP】

タグ:スパガーラ
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青春18の夏が来ました・・・! [旅情報]

7月となり、しばらくすれば本格的な夏がやってくる訳ですが・・・夏の、鉄道を使って行く旅にはやはり「青春18きっぷ」は外せない・・・という方も多いかと思います。

自分も過去、日帰りなり1泊なり・・・費用をケチって(笑)いろんな所へ行き、このブログにもそうした鉄道旅の記事も書いたことがあります。
今年は・・・いろいろ計画も立てたいところですが、この夏は全国的な節電モードのため電車の運行削減も行われる様相のようですね・・・
そうなった場合、まずは頻繁に運転されてる都市近郊の、それも普通列車が、ターゲットになると思うので、かなり計画も立てにくいと考え、今のところは、普通・快速乗り継ぎの旅は予定してません・・・。
ただ、気が向いたら行きたくなって18きっぷを購入するかもしれませんが(笑)
きっぷの特徴としては、今夏の発売は7/1~8/31、使用期間は7/20~9/10、言うまでも無く、JR全線の普通快速のみ乗車可能(新幹線はもとより特急、急行は乗車券から買直し)で1日分が5回分、複数人の利用の場合は必ず同一行動するなど、制約はかなりありますが・・・時間を気にしないなら格安で、利用価値は大きいですね。

【参考までに】・・・自分が「青春18きっぷ」を使った過去の旅の記事です(いずれも名古屋発)
2009年12月・・・津山・倉敷1泊の旅
2009年1月・・・鈴鹿山脈1周~日帰りの旅
2008年12月・・・東京まで東海道・中央線1泊の旅
2008年7月・・・高松・1泊の旅
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養老温泉・ゆせんの里 [旅情報]

5月の下旬に、久々に遠くまで日帰り温泉に行ってきました。孝子伝説で有名な「養老の滝」のある岐阜県・養老町の
「養老温泉 ゆせんの里」です。

電車を乗り継いで大垣駅からローカル私鉄・養老鉄道で20分ほど・・・
美濃高田駅からかなり歩いて、田園の中に施設があります。
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ここの売りは上の写真にあるドーム状の「汗蒸幕」という蒸し風呂で、
韓国伝来の、新陳代謝に効果があるというものですが、
温泉のほうも充実していて、
露天風呂のある本館「みのり乃湯」とバーデゾーンと内湯「紫雲の湯」、それに汗蒸幕のある新館とで構成されてますが、自分が行ったのは本館の方・・・
食事所や休憩室もある広々とした施設です。
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内湯、露天風呂とも汲み上げの天然泉の温泉で、黄土っぽい色の、硫黄の匂いのする本格的なものでしたね。
内湯はなかなか広く、洗い場の数もかなりありましたが、
露天風呂は・・・10人ほど入れる浴槽と、花々が咲くこじんまりした庭園があるほどの
それほど広い所ではありませんでしたが・・・塀越しに養老山地の山々が迫るのどかな感じの
ロケーションでしたか・・・。

ひと風呂浴びて、屋内の休憩室で過ごしましたがここのリクライニングチェアが、
音楽チャンネルのあるスピーカー付だったのには驚きましたが・・・
土産物コーナーも2ヶ所もあってさすがに、観光地の温泉だけのことはありますね・・・。

入湯料は1500円ですが16時を過ぎると900円に割り引かれてお得に・・・
自分が行った際は16時寸前だったので何とか900円で、しかもJAF会員の2割引で入れましたね(笑)
ちなみに、新館は別料金立てになってます。
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宿泊施設もあり、また隣接してグラウンドゴルフ場(↑)もあって1日過ごせるほど・・・
ただ、広告が周囲にはあまり見かけなかったので”地味な名所”の感じはありましたね。
養老温泉HP
帰りもまた、涼やかな夕暮れ時の道を歩いて今度は養老駅まで・・・
養老の滝へはさすがにかなり距離があるので行くのは諦め・・・行きと同じルートで帰路に向かいました。

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犬山・寂光院の紅葉 [旅情報]

紅葉のシーズンもすでに佳境に入ってるようですが・・・忙しい?!合間の休日に、紅葉を見に行ってきました。 犬山の「もみじ寺」で有名な寂光院(じゃこういん)です。犬山遊園駅から、期間限定運行の無料バスで10分ほどで、木曽川沿いの山すそに鎮座する寂光院に到着。
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やはり、ピーク時だけに異様な混雑ぶりで、足の踏み場もない位・・・ここから上る参道にも、人々が列を成しています。ただ、ここで驚いたのが本堂へ上る輸送用のモノラックが、人が乗れるゴンドラになってましたね。
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数人乗りで基本的に”弱者”用ですが・・・昨年同場所を訪れた際(記事参照)これを活用できれば・・・と思ってたのが、実現していましたね。
さて、参道を登りきったところに本堂や様々な祭壇があり、本堂は回廊形式で3回周って参詣するようになってます。
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紅葉をめでに来たかなりの客でごった返していました。で、肝心の紅葉の方は・・・
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それほど広くない境内ですが・・・あちこちのカエデが部分的にではですが鮮やかに色づいています。
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好天にも恵まれた紅葉鑑賞・・・参道を引き返し(↓まだ紅葉前の木々も多数ありました)
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ふもとのお堂にて、手を合わせてからお寺を後に帰路へ・・・
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↑木曽川沿いに歩きながら、犬山遊園駅へ戻りましたが川向こうの風景もまた、秋の色そのものでしたね・・・。


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